まさに聖地と呼ぶにふさわしい場所が大沢里。
県道56号を天城に向かってどんどん登っていくと、右に
流れていた仁科川が左へ移り清流となる。
その芸術的な自然の調べに沿ってさらに奥へ。
ほとんど林道のようだがたまに出現する村落が気持ちを
和らげるほど、山は深い。間もなく幟の立つ岐路が。
ここを左へしばらく下ると別荘跡の廃屋が。
ここが聖地の入口なのだ。

この岐路を見逃すな! オーナーのおじさん
まず、ここで湧き出る水がすごい。何人もの科学者が最近まで研究を重ねていた水でマイナスイオン濃度がべらぼうに高いという。
数年前までは採取し販売もしていたが、オーナーのおじさんが「やりきれないからやめた」と言う。オーナーは40年ここを管理してきたが、
ここの水で自作の五右衛門風呂に湯を沸かし、5分も浸かればどんな疲れも吹っ飛ぶと言う。実はこのおじさんあらゆる重機を使いこなし、
設備のほとんどを自分で作り管理している。ただものではない。
キャンプ場
管理人小屋からちょっと登るとこの池がある。ほとりがキャンプ場になっていていつでも利用できる。
池には鱒が放し飼いになっていて利用者は釣り自由。
60cmくらいの大物もごろごろいるぞ。
メインの川も生き物の宝庫。ちょっとした腕があれば、
食材には事欠かない。


いよいよ本番。管理小屋をさらにまっすぐ進むと狛犬がいる。神社の入口だ。社はもう無いが山道がいかにも
神聖な感じ。雨風で倒れた木や崩れた山石をよけながら道なき道を進むと、超ド級の山石がなんと自然に
くり貫かれてトンネルになっている。ここをくぐると・・・ボスキャラ”飛龍の滝”がその姿を現す。
滝壺は広くゆうゆう泳げる。滝自体は高さも広さもそれほど無いので上まで登れるぞ。